《H29年度(2017年度)会長より》


町内会の皆様へ

                       
平成29年度会長 八木 英樹

3月25日の定時総会で町内会長の任期を終え、新会長への引継ぎも一段落し、ホッとしております。在任中は皆様からご支援、ご協力をいただき、ありがとうございました。

定時総会ご案内を全戸配付する際、1号議案「平成29年度活動報告」を他の議案と一緒に添付しましたが、総会ではプロジェクタを用いて、パワーポイント形式でご説明しました。
その資料をホームページに掲載いたします。ここをクリックして下さい。

地区計画は先日ご報告しましたが、4月23日、市に拡大の要望書を提出しました。「まちづくり」については近々、東京大學から行動計画を提言いただき、その実行に取り組みます。
引き続き、ご協力をお願い申し上げます。


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まちづくり対話集会が開催されました

平成30年3月3日
大平山丸山町内会長 八木 英樹

「人生100年時代を迎えて、まちづくりはどうあるべきか」この課題に取り組むに当たり、当町内会はモデル地区に選ばれました。リーダーの大方潤一郎先生(東京大学・高齢社会総合研究機構長であり、鎌倉市・都市計画審議会会長)は、基本理念として、
①お年寄りが健康自立寿命を延ばし、住み慣れた家でご近所と交流しながら最期まで元気に暮らす、
②子育て世代が住みたいと思うまちづくり
を掲げておられます。

プロジェクトの進め方は、各回、次のテーマの下に、参加の会員が6人毎のグループに分かれて対話集会を開く、それを先生方がまとめる形です。→全文を読む



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平成30年年頭に当たって

平成30年1月1日
大平山丸山町内会会長 八木英樹(6C)

明けましておめでとうございます。町内会懸案の進捗状況をご報告申し上げます。

1.防災整備
 一昨年から町内会最重要課題として取り組んでまいりました。防災部の皆様のご尽力で、着実に進んでおります。昨年3月4日の防災訓練の教訓を下に、①防災マニュアルの見直し、②安否確認要員のさらなる増強と研修会開催、③呼びかけが聴こえないという苦情に応え、ハンドマイクの全48班配備、④ヘルメット・LEDライト・ビブスの防災要員全員支給、⑤迅速的確な安否確認に役立つ防災地図作成を実現しました。来る2月 3日には、第2回の防災訓練を予定しております。

2.地区計画の拡大
 昨年2月、寺分3丁目の84区画が地区計画の対象に認められました。住環境の保全という観点から、地区計画の拡大の是非につき、9月に残りの地区の皆様に予備調査を行いました。無回答(全体の7%)を別とすると、賛成65%、反対6%、分からない29%、というご意見をいただいております。
 皆様に、地区計画をよりご理解いただくため「地区計画 通信」をお配りするとともに、市・都市計画課の方による説明会を4回実施いたしました。延69名の皆様がご出席、大半の方から地区計画の理解が進んだという回答をいただいております。
 こうした状況から、12月23日、臨時総会を開催し、「地区計画の今後の進め方」につきお諮りした結果、推進の方針が承認されました。今後、地区計画検討委員会を設け、84区画の地区計画をベースに検討を重ね、結果を役員会に答申いたします。役員会で審議の上、町内全域(認定済の84区画を除く)に意向確認調査を行い、2/3以上の同意を得られた場合、市に申請する予定です。皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。

3.「超高齢社会対応まちづくり先導事業」対話集会
 当町内会はこのプロジェクトのモデル地区です。リーダーの東京大学・高齢社会総合研究機構(IOG)の大方潤一郎先生から、「主役は町内会の皆様です。このまちの持つ良さ、課題、将来の望ましい姿を語って下さい。私たちがそれらを分析し、行動計画をまとめます。それを住民、行政、学が協働して実施して行きましょう」というお話がありました。
 7月の第1回「現状分析と課題の特定」、11月の第2回「望ましいまちの将来像」対話集会には、町内から50名前後の皆様が参加、IOGの方々の助言の下、7つの島に分かれて活発な対話を行いました。
 次回は年明けに開催、①多世代交流活動、②住環境保全活動、③地域の見守り(緊急対応・防犯)体制、の各テーマにつき、「学と行政から見た地域課題」を指摘いただいた上で、今年度中に、向こう3~5年間の活動プラン(アジェンダ)をつくり、次年度から具体的な活動を展開し、次世代の担い手育成、次世代のコミュニティ形成を目指していく予定です。
 人生100年時代、地域社会はどうあるべきか、皆様とともにこの課題に取り組んで行きましょう。


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鎌倉市総合防災訓練への参加(ご報告)

平成29年9月1日
大平山丸山町内会長
八木 英樹

 鎌倉市では数年前から防災の日(9月1日)に先立つ8月下旬に、山崎浄化センター内の芝生を会場に、大災害に備えた総合防災訓練を実施しております。毎年、自主防災組織連合会の各行政区(腰越、深沢、大船、玉縄、鎌倉)が輪番制で幹事を務めることになっており、今年度は深沢地区が当番に当たるため、地区内の各町内会に動員がかかり、私も「大平山丸山町内会」と印刷されたヘルメット、ビブス持参で馳せ参じました。
 余談ですが、私は浄化センターを訪れるのは初めて。広い芝生を見ると、松尾市長が懸案のゴミ焼却場建設地としてここを指名したことも、一方、地元町内会が「迷惑施設をあれもこれも、何故ここに押し付けるのか」と反発するのも良く分かります。地元側のお話では、そもそも浄化センターを受け入れる見返りに、地区住民に喜ばれるレクリエーション施設を建設する約束が20年来履行されず、不信感が溜まっているところに、地元の同意なくして一方的に建設内定と発表されたことに抜きがたい反発があるようです。
 集合時間の9時半、地区の各町内会から50数名の有志が揃いました。担当作業別に班分けが行なわれ、暫し休憩。広場の一辺が来賓席です。松尾市長を始め、県議・市議が並びます。それにしても暑い!会場の広場に空調がないのは当たり前ですが。
 開始時間の10時、先ず地震発生を想定した安全確保行動が場内全員に促されました。続いて災害情報収集訓練として、陸上自衛隊第31普通科連隊(横須賀)、バイクボランティア、アマチュア無線、湘南鎌倉総合病院による災害情報収集訓練が繰り広げられました。アマチュア無線の部では今泉台町内会の災害対策本部が町内会館から呼応します。予想以上に明澄な音声で交信しています。私たちの自主防災整備計画の上で、大いに参考になりました。
 次に、湘南獣医師会による災害時のペット対応訓練です。東日本大震災の時、避難所でペットの収容を断られたケースが相次ぎましたが、ペットは我子同様というご家庭も少なくない筈。極限状況で、面識のない被災者にペットを受け入れてもらうための日頃の訓練、ペットが怪我やストレスで暴れて総スカンにならないようにする工夫が披露されました。
 続いて、私たち自主防災組織の有志による土のう製作、応急給水、救出などの訓練が行われ、さらにプロによる道路啓開、ライフライン応急復旧、倒壊家屋からの救出、消火などの訓練が続きました。さすがプロ!という迫力です。
 注目を集めたのは、今回初参加のドローンによる空撮情報収集活動です。穏やかな天候に恵まれたこともあるでしょうが、3機が安定した飛行をお披露目して、期待が高まったと思います。
 最後に、災害対策本部長である松尾市長によるご挨拶。この間、自衛隊とその
お手伝い役の自主防災組織有志が炊き出した豚汁が振る舞われました。いざという時に備える意味で、有意義な訓練でした。


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 最近の活動報告

平成29年7月1日
大平山丸山町内会長 八木 英樹(6C)
 先ず、3月4日(土)に行なった訓練の教訓を活かすべく、防災マニュアルの改版作業を進めております。災害発生時、迅速的確に周知、安否確認、救援の活動を行うために、事前に取り決めておくべき課題が浮き彫りになり、その対応です。
 次に、3ヶ月で交代される世話役さんにお渡しするお仕事のガイドラインと各種届出(入会届、退会・休会届、変更届)の書式を一新いたしました。「分かり易く」を趣旨としております。
 さらに4月1日付の会長挨拶でも触れましたが、当町内会は鎌倉市の「超高齢社会対応まちづくり先導事業」のモデル地区に選ばれました。「セキュリティ」、「交流活動」、「住環境の保全と改善」の3分野を中心に、東京大学・高齢社会総合研究機構と鎌倉市のご支援のもと、まちづくり活動のあるべき姿を検討してまいります。
 その課題と目標を明確化するために、今月9日(日)午前9:30~12:00、町内会館で対話集会を催します。関心をお持ちの方はご参加下さい。
 地区計画の今後の展開についても準備を進めております。今年2月、寺分3丁目の84区画が市の地区計画に認められました。地区計画の対象となり、乱開発を抑え、住環境を保全することは、快適な生活を適えるのみならず、住まいの資産価値を守る効果もあります。但し、市に提案するためには、該当区域内の土地所有者の2/3以上の同意(人数と土地面積)等、一定の要件を満たさなければなりません。近々、地区計画についてのご説明資料をお配りし、皆様のご意見を伺う所存です。
 今月15日(土)には町内最大のイベント、夏祭りが鎌倉中央公園で行われます。世代を跨った交流の場です。昨年は500名以上の皆様がお越し下さいました。さらに多くの皆様にご参加いただきたく、お誘い申し上げます



 平成29年度 会長のご挨拶

平成29年4月1日
大平山丸山町内会長 八木 英樹(6C)
 異例のことですが、今年度も会長職を務めることになりました。顔色を変えての妻の猛反対にもかかわらず、続投已む無しとした理由は、後任をお願いしたどなたもが固辞される事態になった上、以下の状況があります。
 第1に、この2月に寺分3丁目の84区画が市の地区計画に認められました。地区計画の対象となり、緑豊かでゆとりのある住環境を将来にわたって保全することは、快適な生活を適える上、住まいの資産価値を守る効果もあります。この機を逃さず、順次、町内の他地域への展開に取り組む必要があります。
 第2に、鎌倉市は今年度、東京大学・高齢社会総合研究機構長の大方教授のご指導で「超高齢社会対応まちづくり先導事業」を検討する予定で、当町内会はそのモデル地区に選定される見込みです。外部の知見を求め、参加を訴求してきた立場上、発足直前に退くことは礼を失することになりかねません。
 このような状況判断から、敢えて会長職の再任という決断を致しました。75歳以上の比率は市全体で16%、当町内会は31%と推計されます。この町が暮らしやすく終の棲家にしようとお考えの方が多いためでしょうか。地域の仲間と交わることは、お年寄りにとって心身の健康を保つ上で大切です。ティーサロンひまわり、おしゃべり会、白扇会は、こうした趣旨の交流の場です。「俺には関係ない」と億劫がらずに、是非ご参加下さい。
 一方、近年、転入される方々は概ね子育て中の現役世代です。仕事で、家庭でお忙しい皆様に、参加してみようと思っていただける行事を練る所存です。
何時震災が来てもおかしくないと言われる中で、昨年度から自主防災整備3ヵ年計画
を実施してまいりました。今年度も防災倉庫の増設、防災用資器材の増強、防災訓練の積み重ねに取り組みます。会員の皆様も、ご家族用の非常用品、特に簡単トイレ、水、
食料、カセットコンロ、ガスボンベなどを備蓄されるようお願いいたします。
新年度の役員は協調して上記の課題に取り組んでまいります。皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。


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 総会開催のご報告

平成29年4月1日
会長 八木 英樹(6C)
 3月26日(日)午前10~11時、大平山丸山町内会館において総会が開催されました。
生憎の雨でしたが、会場に75名がお越し下さり、委任状644名を加えると今回出席者
数は719名で、会員総数(平成29年3月25日時点)981名の73%となり、規約19条
に基づき、総会は成立です。
 冒頭、規約22条第2項に基づき、平成29年度副会長候補の森下 めぐみ氏、大橋 美佳氏の両名が議事録署名人として選出されました。議長は異議なしを確認の上、慣例に従い平成28年度役員会会長の私が務めました。
 続いて審議入りです。先ず、第1号議案「平成28年度活動報告」を議長が説明し、
以下の質疑の後、賛成多数で承認されました。
質疑:
・町内会館建設と地縁団体としての法人格取得の経緯が披歴され、早急な防災整備が要
 望されました。議長より、経緯説明に対する謝意と、防災整備は平成29年度活動方
 針(案)で説明することをお話しました。
・町内会館利用者の増加に取り組むことが要望され、議長が努力する旨回答しました。
 次に第2号議案「平成28年度会計決算報告」を、一般会計担当役員 市村 郁雄氏が
説明し、監事代表の有坂 誠道氏より会計監査の結果、決算内容は適正であるとの報告が
ありました。それを受けて28年度決算報告は、賛成多数で承認されました。
 第3号議案「平成29年度役員選出」は、議長が役員候補を紹介し、賛成多数で候補者全員の就任が承認されました。続いて議長が関連諸団体役員ならびに民生委員・児童委員を紹介しました。本議案の承認を以て、以後の議事進行は私が議長を、森下副会長が司会を担当することになりました。
 第4号議案「平成29年度活動方針(案)」は議長が説明、賛成多数で承認されました。
 最後の第5号議案「平成29年度予算(案)」は一般会計担当役員竹岡 典弘氏が説明し、賛成多数で承認されました。
 以上を以て議事はすべて終了し、森下副会長が閉会を宣し、総会は終了しました。 
 今後1年間、新役員は手を携えて活動してまいります。皆様のご理解、ご協力をお願い申し上げます。

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