「超高齢社会対応まちづくり先導事業」について

平成30年3月
大平山丸山町内会長 八木 英樹

 当町内会は、鎌倉市の「超高齢社会対応まちづくり先導事業」プロジェクトに応募し、平成29年2月19日、5月21日の意見交換を経て、モデル地区に選ばれました。その課題と目標を明確化し、具体的な解決策を考えるために、町内会有志、東京大学高齢社会総合研究機構(IOG)と鎌倉市の都市計画課の皆様が平成30年3月までに町内会館で対話集会を5回催しております。
 このプロジェクトの特徴はその進め方にあります。毎回、IOGの先生が設けたテーマの下、町内会有志が6名ずつ島に分かれて自由闊達な対話を交わし、それを先生方がまとめる仕組みです。IOGは全国各地のまちづくりを指導しておりますが、こうした手法はあまり例がなく、この町内だから採用したとのお話です。

 第1回対話集会では、鎌倉市都市計画審議会長として多年にわたり鎌倉市のまちづくりに関わっていらっしゃるIOG機構長の大方潤一郎先生から「人生100年時代のまちづくり」をテーマのご講話をいただきました。超高齢社会の課題、健康自立寿命延伸を妨げる要因、住み慣れた家とまちで最後まで元気に暮らすために必要なことを解説された後、「超高齢社会対応まちづくり」のポイントとして、次の3点を挙げられました。
(1)地域の交流・活動の場と体制
(2)公・民・業連携での見守りの体制
(3)安心安全健康快適でバリアフリーな住環境と移動環境

 以下はその対話集会の記録です。対話集会にあたっては、東京大学IOC機構の後藤先生、大学院生の皆さま方も私たちの意見の集約と方向性のとりまとめ作業を実施していただいています。

 そのご報告・様子は下記各回をクリックして下さい。
(第3回~5回は同じ日の午前午後を通して実施、最後に参加者の懇親会を
    行いました。)
第5回対話集会 平成30年 2月25日 「地域の見守り体制」
第4回対話集会 平成30年 2月25日 「住環境保全活動」
第3回対話集会 平成30年 2月25日 「世代をまたがる交流活動」
第2回対話集会 平成29年11月23日 「望ましいまちの将来像」
第1回対話集会 平成29年 7月 9日 「現状分析と課題の特定」

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