平成29年度(2017年度)連合町内会 報告
練馬清掃工場視察研修会の参加報告
平成29年12月12日
大平山丸山町内会長
八木 英樹
鎌倉市のゴミ焼却施設問題早急に合意形成を目指すべき重要課題です。大平山丸山町内会長
八木 英樹
市自治・町内会総連合は、 11 月 28 日午後、 都内 練馬清掃工場を視察し ました。各町内会から 36 名参加、全市的に関心が高いことを伺わせます。全文を読む
第14回「ふかさわ夏まつり」大盛況
平成29年8月12日
大平山丸山町内会長 八木 英樹
大平山丸山町内会長 八木 英樹
14回目となった「ふかさわ夏まつり」は、特定の神社に依拠しない地域社会のお祭りです。今年も深沢まつりの会と深沢地区連合町内会が共催する形で、8月5日(土)、6日(日)の両日、深沢小学校校庭とその前の新川通りを会場として催されました。
私たちの町内会からも、役員数名がスタッフとして祭りの準備、運営に加わりました。5日朝8時半、まつりの会会員と各町内会からの支援要員、総勢約70名が支所前に集合です。先発組は校庭に直行し、6張のテントを組立て、ゴミ箱代わりのドラム缶を四方に12本配置しました。残りは支所から机62基、椅子126脚を車に積み込み、校庭の所定の場所に並べました。
ステージ、屋台用テント、電気配線は前日までに地元の業者が工事を終えております。照明器具取付け、音響設備接続調整、子供絵灯篭設置、屋台開店準備などが予定通り進められ、若干、酷暑が和らいだ午後4時、開会宣言。地元選出の代議士、県議、市議の皆様が次々に登壇、ご挨拶です。
ステージでは深沢幼稚園児の演技から始まり、ダンスやボーカルが続きます。夕闇が濃くなった頃、校庭は一杯のお客様、昨年を上回る賑わいとなりました。「浴衣の似合う人コンテスト」がある故か、浴衣姿が目立ちます。子供絵灯篭へ点灯した後、九州北部など各地の復興への祈りを込めて献灯が行われました。万灯みこしの練り担ぎで祭りは最高潮、ズンドコ踊りと盆踊りが続き、午後9時に〆ました。
日曜日、スタッフは正午集合。朝から晴天、気温は昨日以上の36℃!私たちの夏祭り会場の中央公園と異なり、木陰なし。それでも子供たちは汗びっしょりで、炎天下の校庭を三々五々走る、歩く、元気です。
3組のバンドの生演奏に続き、松尾市長、県議が壇上で挨拶されました。松尾市長は、市庁舎の移転計画を含め旧国鉄跡地の再開発構想が念頭にあったのか、深沢地区が鎌倉市の新たな核になるという点を強調されました。
ソーラン踊り、フラダンスの後、昨日同様、ズンドコ踊り、盆踊りが繰り広げられ、最後に抽選会で今年も祭りはお開きとなりました。 会場三方を囲んだ屋台は祭りの会直営、地元の商店、露天商が並びましたが、大盛況。終始、長い列が絶えなかったのはかき氷、たこ焼き、金魚すくい、射的のお店です。いずれも何の変哲もない、超レトロ!人間は列があるところに群がる習性があるのかも知れません。各種機材の撤収作業が終わり、解散となったのは午後9時40分でした。
ステージの出演者は概ね地区在住者の同好会、演ずる技術はともかく、主催者の標榜する「まつりは地域を繋ぎ、人を繋ぎ、心を繋ぐ絆です」の観点で見れば、成果があったと思います。深沢村由来の地区に加えて、私たちのような新興の町内会住民も積極的に参加するにはどうするかが今後の課題ではないでしょうか。
平成29年度ふれあい地域懇談会の開催報告
平成29年7月13日
大平山丸山町内会長 八木 英樹
大平山丸山町内会長 八木 英樹
鎌倉市では松尾市長の意向で、平成27年から市内5地区の連合町内会毎に「ふれあい地域懇談会」を開催しております。市長を始め市の幹部と、地区の町内会・自治会長との直接対話を通じて相互理解を深めることが目的です。
今年度、深沢地区では7月11日(火)午後2~4時、深沢支所で行なわれました。市側の出席者は、松尾市長、部長職6名他、地区連合町内会からは22の町内会長、社会福祉協議会から3名が参加です。
前半は市長からの報告という形で、第1部)総括報告:公共施設の再編計画、不適切な事務処理の最終報告、ごみ焼却施設など、第2部)深沢地域の懸案事項の報告:JR跡地周辺総合整備、野村総研跡地などの進展状況が説明されました。後半は第3部として、地元からの要望に関する懇談の場です。
当日の議論の内、私たち町内会にとって関わりのある点をご報告いたします。
1、本庁舎の整備
1) 現在の本庁舎の問題点:老朽化(築48年)、狭隘化、脆弱な災害耐力の懸念
2) 整備方針として「移転」を決定
平成29年3月、①現在地での建替え、②現庁舎の長寿命化、③移転の3案を比較検討の
結果、移転を決定。学識経験者や関係団体代表者による方針策定委員会は「移転先は
湘南深沢駅北側の市有地が最適地」としたものの、正式には平成29年度中に決定。
その後6~7年程度で整備完了。
3) 整備完了後の庁舎役割
新庁舎:行政機能と防災拠点機能
現在地:跡地の利活用で、地域住民に必要な窓口機能+学習センターなど新機能を提供
2、放課後かまくらっ子----学童保育(子どもの家)とアフタースクールの一体化。講師と
して、地域住民の協力が必須。
平成28年度(試行):稲村ケ崎小と今泉小で放課後子ども教室開催
稲村ケ崎小:昔遊び、本の朗読、音楽教室、理科教室、自由画など、
今泉小:サイエンスコース、囲碁コース、アートコースなど
平成30年度 深沢小、関谷小。平成32年度までに16校(全校)に展開。
3、ごみ焼却施設
1) ごみ処理の現状
今泉センター(処理能力75t/日、1973/5竣工)、老朽化で2014年度末、操業停止
名越センター( 〃150t/日)1982/1竣工、老朽化で最後の延命化工事実施。
処理できないごみを大和市と高座清掃施設組合(海老名市)に有償処理依頼中。
2) 新施設建設に向けての経緯
平成27年4月 山崎浄化センター(下水道終末処理場)の未活用地を建設候補地として発表。 平成33年下期着工、平成37年稼働を想定。
選定理由:既存の施設との相乗効果(災害時におけるエネルギーの有効利用)
平成27年10月 「新ごみ焼却施設建設に反対する住民の会」結成。以後、市と8回の話合い
を重ねるも、白紙撤回を求め平行線。
反対理由
・市のこれまでの言動に対する不信感(臭気対策や20年来の約束不履行)
・迷惑施設の負担の公平性・平等性への斟酌の欠如
・収集車両による交通渋滞と交通安全への懸念
・地盤が軟弱
4、JR跡地周辺総合整備
平成29~31年度:区画整理事業の再構築・都市計画決定(目標:平成31年度中)に向けた
準備・事業計画作成
5、モノレール湘南深沢駅のエレベータ設置
これまでの考え:深沢地域整理事業に合わせて取り組む。
今回の考え:地域整備事業に先立ち、エレベータ設置の予定(平成29年度の富士見町駅の
バリアフリー化完了後、着手)
6、JR引込線跡地の用地活用
今年度予算に用地取得費計上。一括取得に向けJRと協議中。活用方法は地域住民の
要望を踏まえ、計画。
7、野村総研跡地
平成14年度に受贈。IT企業誘致は実現せず、建物・橋の老朽化、土地利用制限が課題。
公的不動産利活用推進委員会で、今年度中に利活用方針を決定。
8、市立小中学校のトイレの洋式化
富士塚小は今年度60百万円の予算で夏休みから改修工事を実施。深沢中は平成31年度改修
を計画、深沢小は平成32年度以降。
町内会側から、小中学校は災害時の避難場所であり、高齢者に和式トイレは利用困難。
学童にとって快適な学習環境の観点からも計画の前倒しを要望。市長は予算の制約で確束は
できないが、検討すると答弁。 以上
深沢地区連合町内会の活動状況
深沢地区の連合町内会は30の町内会、自治会で構成されております。大平山丸山町内会は2番目に大きな世帯数で、常任理事として毎月の常任理事会に出席します。今年度の活動をご説明します。1、総会の開催
4月18日(火)午後、深沢行政センター第2集会室で開催され、平成28年度の事業報告と決算、 平成29年度事業計画と予算を審議の上、承認しました。
今年度の予算は収支ともに1,815千円で、当町内会は世帯数割で算出された100千円の
分担金を拠出します。
主な支出項目は市民運動会、文化祭、深沢祭りなどに対する助成金と防災訓練費です。
2、今年度の主な活動予定
1)ふれあい地域懇談会の開催
松尾市長、市幹部が各地区の町内会長と、地域の課題、要望を直接対話いたします。
今年度、深沢地区は7月11日(火)午後、深沢支所で行う予定です。市役所本庁舎移転先
の候補地、深沢再開発予定地の開発構想、山崎ゴミ処理場、深沢クリーンセンター跡地
などについて話し合います。
2)2017ふかさわ夏まつりの企画・運営
8月5(土)、6(日)の両日、例年同様、深沢まつりの会との共催で行います。
深沢小学校グラウンド、深沢支所及びその周辺で催します。当町内会も役員を始め
有志が、スタッフとして一翼を担います。
3)合同避難訓練
9月2日(土)、今年も深沢地区合同の避難訓練を深沢小学校で行います。
昨年度は全体で400名超が参加し、私たちの町内会からは27名が加わりました。
4)地区文化祭・芸能のつどい
11月23日(木、勤労感謝の日)、深沢支所で開きます。昨年度は当町内会からの
出演はありませんでしたが、改めてご案内いたします。
5)2016ふかさわ冬まつりの企画・運営
12月23日(土、天皇誕生日)、深沢支所及びその周辺で行う予定です。
夏まつり同様、当町内会も事務局業務を勤めます。
文責 八木(2017年5月5日)